スキルシートの重要性

企業に所属するエンジニアではなく、フリーランスで活動するエンジニアが、仕事に応募する際に必ずといってよいほど用意するものがスキルシートです。スキルシートとは、そのエンジニアがそれまでどのような案件や業務に携わってきたのかを書き記すもので、どのような業務経験とスキルを持っているのかを企業などに示すことができるものです。

エンジニアとしての経歴を記すもので、職務経歴書や履歴書と同じではないかと思う人もいますが、具体的には異なります。職務経歴書や履歴書では、その人がどのような職種や会社に携わってきたのか、その人の人となりを示すことができるものであるのに対して、スキルシートはエンジニアとしての具体的なスキルを示すことができます。

スキルシートは、フリーランスのエンジニアにとって非常に重要な存在といえます。その理由は、ミスマッチを防ぐことができるということ、そして給与や待遇に影響を与えることができるからです。

エンジニアと一口に言っても、多種多様な種類があるので、案件や業務内容によって得手不得手というものがあります。エンジニアという職種で一括に採用していては、いざ仕事をする段階になって、初めて対応する業務内容ということになりかねません。スキルシートで、それまでの経験を示すことができれば、企業も業務内容に沿ったスキルを持ったエンジニアを採用することができて、ミスマッチを防ぐことが可能です。

スキルシートによって、エンジニアは自身の実力を示すことができます。企業側は、エンジニアが必要とする能力を有しているのならばより待遇が良く、高い給与を支払うでしょう。

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